
不景気だからしょうがない???
こんばんは 染み抜き職人 まことです
今日のお昼頃あるお客様からお電話がありました・・・
その方は昨日発送、今日着で学生服を納品した葛飾区の方です。
『葛飾の~~と申しますが』
「あっひょっとして昨日学生服を送った~~様ですか?』
なんてやり取りをした僕は何か仕上がりにご不満でもあったのかな??
なんて思っていたら・・・
『あんまりきれいになっているんで感動しました!!』 とうれしいお言葉
さらに続いたのは・・・
『クリーニングってこんなにきれいになるんですね!!』 でした。
他の業種と変わらず、クリーニング業界もかなりの不景気なんですね
具体的にいうと約20年前と比べると年間の総需要は半分以下になっているそうです
確かに高齢化社会になってきて…とか団塊の世代が引退して・・・等
理由はいくらでも見つけられますよね!
そんな中で一番言われている理由は・・・
『家庭で洗える衣類が増えてきたこと』 だって言われています。
確かに今の衣類は家庭で洗えるものがほとんどっていう位多くなってきてますし
洗剤も洗濯機もその流れですよね。
でも最も大きな理由は・・・
『クリーニングに出すより家で洗った方がきれいになる』
からじゃないかと思っているんです!
正直この業界はもう何十年も品質について本気で考えてこなかったと思うんですよね。
『うちはいい仕事しているから』 なんて言うクリーニング屋さんも多いんですが
そういうところに限って仕上げにばかり変にこだわったりしていて
『きれいにする』 って事については大して関心がなく勉強不足だったりします。
品質って言っても色々な考え方があると思いますが、僕はクリーニング屋って
『再生業』 だって思っています。
だってお客様は袖を通して衣類がそのままでは次に着れないから
もう一度気持ちよく着れるようにお持ちになると思うんですよね
その着れない大きな理由が 『汚れているから』 ですよね
その理由を解決できないんじゃお客様はそのサービスに満足できませんよね
いくらきれいに皺が伸びて仕上がっても襟に付いた醤油のシミが
そのままじゃ着れません
だからこの仕事は 『いかにきれいにできるか』 が非常に重要なはずなんです
でもいまだに染み抜きする場所すらないお店すら結構あるんですね。
家で洗うのと変わらない、もっと言えば家で洗った方がきれいになるなんて
業種は『クリーニング屋』 じゃなくて単なる 『家事代行業』 になっちゃいますよね
そんなことを多くのお店がやっていたらそりゃお客様はクリーニング屋なんて
信用しなくなります!
だからこそこれからますます必要とされるのはお客様が感動するくらいの
『きれい』を提供できるお店なんじゃないかと今試行錯誤している途中なんですね
そんな中今日のお客様の電話にはとっても勇気を頂きました
今年も精進を続けていきますので改めてよろしくお願いいたします
さてかなり前置きが熱~くなっちゃいましたが今日のしみ抜きもプロならではの
染み抜きですよ~!!
今日のしみ抜きは・・・
ベビードレスの黄ばみ です
まずはしみ抜き前からです・・・



ご覧のように全体的にかなり濃い黄ばみが出ていました・・・
更にこのドレスはキャップとインナードレスもセットの物でかなり古い
お品物のようで何としてもきれいにしてほしいと栃木県から送ってきて
下さいました
通常こういった黄ばみはそれほど手間なくきれいになる場合も多いのですが
やはりかなり年代物の黄ばみのようで普通に処置したくらいでは薄くなるくらいで
なかなかきれいにならず、色々と工夫し、処置していた結果・・・



この通り!! 全く目立たない状態にすることが出来ました
もちろんキャップもインナードレスもきれいに仕上げましたよ!
明日ももっときれいを追及して朝からしみ抜きしていくんで
今日はこの辺で!
ではまた
今日のお昼頃あるお客様からお電話がありました・・・
その方は昨日発送、今日着で学生服を納品した葛飾区の方です。
『葛飾の~~と申しますが』
「あっひょっとして昨日学生服を送った~~様ですか?』
なんてやり取りをした僕は何か仕上がりにご不満でもあったのかな??
なんて思っていたら・・・
『あんまりきれいになっているんで感動しました!!』 とうれしいお言葉

さらに続いたのは・・・
『クリーニングってこんなにきれいになるんですね!!』 でした。
他の業種と変わらず、クリーニング業界もかなりの不景気なんですね
具体的にいうと約20年前と比べると年間の総需要は半分以下になっているそうです

確かに高齢化社会になってきて…とか団塊の世代が引退して・・・等
理由はいくらでも見つけられますよね!
そんな中で一番言われている理由は・・・
『家庭で洗える衣類が増えてきたこと』 だって言われています。
確かに今の衣類は家庭で洗えるものがほとんどっていう位多くなってきてますし
洗剤も洗濯機もその流れですよね。
でも最も大きな理由は・・・
『クリーニングに出すより家で洗った方がきれいになる』
からじゃないかと思っているんです!
正直この業界はもう何十年も品質について本気で考えてこなかったと思うんですよね。
『うちはいい仕事しているから』 なんて言うクリーニング屋さんも多いんですが
そういうところに限って仕上げにばかり変にこだわったりしていて
『きれいにする』 って事については大して関心がなく勉強不足だったりします。
品質って言っても色々な考え方があると思いますが、僕はクリーニング屋って
『再生業』 だって思っています。
だってお客様は袖を通して衣類がそのままでは次に着れないから
もう一度気持ちよく着れるようにお持ちになると思うんですよね
その着れない大きな理由が 『汚れているから』 ですよね
その理由を解決できないんじゃお客様はそのサービスに満足できませんよね
いくらきれいに皺が伸びて仕上がっても襟に付いた醤油のシミが
そのままじゃ着れません
だからこの仕事は 『いかにきれいにできるか』 が非常に重要なはずなんです
でもいまだに染み抜きする場所すらないお店すら結構あるんですね。
家で洗うのと変わらない、もっと言えば家で洗った方がきれいになるなんて
業種は『クリーニング屋』 じゃなくて単なる 『家事代行業』 になっちゃいますよね
そんなことを多くのお店がやっていたらそりゃお客様はクリーニング屋なんて
信用しなくなります!
だからこそこれからますます必要とされるのはお客様が感動するくらいの
『きれい』を提供できるお店なんじゃないかと今試行錯誤している途中なんですね
そんな中今日のお客様の電話にはとっても勇気を頂きました

今年も精進を続けていきますので改めてよろしくお願いいたします

さてかなり前置きが熱~くなっちゃいましたが今日のしみ抜きもプロならではの
染み抜きですよ~!!
今日のしみ抜きは・・・
ベビードレスの黄ばみ です
まずはしみ抜き前からです・・・



ご覧のように全体的にかなり濃い黄ばみが出ていました・・・
更にこのドレスはキャップとインナードレスもセットの物でかなり古い
お品物のようで何としてもきれいにしてほしいと栃木県から送ってきて
下さいました

通常こういった黄ばみはそれほど手間なくきれいになる場合も多いのですが
やはりかなり年代物の黄ばみのようで普通に処置したくらいでは薄くなるくらいで
なかなかきれいにならず、色々と工夫し、処置していた結果・・・



この通り!! 全く目立たない状態にすることが出来ました

もちろんキャップもインナードレスもきれいに仕上げましたよ!
明日ももっときれいを追及して朝からしみ抜きしていくんで
今日はこの辺で!
ではまた
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テーマ : 衣類のシミ抜き実例
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