
コートの黄ばみ落とし
こんばんは 染み抜き職人 まことです
今アメリカでは大統領選挙が終盤を迎えているようですね~
日本などと違って向こうは直接向かい合う討論会がテレビ中継で放映されるようで
そこにかなりの影響があるようですね
日本でも最近はディベートの重要性が認められて色々なシチュエーションで
使われていますよね
そもそもディベートって何を目的としてあるんでしょうか?
大会等でよくあるのがあるテーマについて賛成と反対という立場で
お互いに討論しあうという形・・・
確かに自分の主張をはっきり相手に伝えるということは日本以外の国の人々と
生活や職場を共にするなら必要なことかもしれません。
ただ僕がどうも違和感を感じるのはディベートは『説得』の技術を身に着ける
手段のような感じがするんです。
シチュエーションによっては『説得』が必要なケースもたくさんあるとは
思いますが、僕らサービス業で日々仕事をしている人間からすると
相手に対して『説得』するよりも 『納得』してもらうことの方がはるかに大変で
でもその後の信頼感は大きいと感じちゃうんですよね~
なんかうまく表現できていない気がしますが、少なくとも今の大統領選挙の
討論会を見ている限りは単なる屁理屈野郎の揚げ足取りごっこにしか見えなくて
どちらの主張にも納得できないんです。
『説得』 はされる って表現しますよね でも
『納得』 はする っていいますよね
この『される』 と 『する』 の気持ちの違いはものすごく大きい気がするんです
僕らの商いもその辺の感覚が非常に重要になってくる気がしてる今日この頃です・・・
さて前置きがだいぶ長くなりましたが今日のしみ抜きは・・・
全体黄ばみシリーズ① コートの黄ばみ です
まずはしみ抜き前からです・・・



ご覧のように襟や袖口などの定番部分以外にも全体が黄ばんでいるコートです。
ここ最近このように黄ばみが出てしみ抜きでお預かりするお品物がかなり増えてきています
春にお召しになった物をクリーニングせずに仕舞っていくと大体夏場の暑さも
あって酸化が進んでかなり黄ばんでしまいます。
汗をかく時期でもないのになんで黄ばむのか??・・・
それは 油・脂 のせいなんですよ
人の体からは常に皮脂が分泌されていますよね
それは皮膚表面が乾燥するのを防ぎ、ウイルスや、雑菌が必要以上に繁殖しないための
非常に大切な機能なんですが、衣類を着ているとどうしても直接肌に触れる
襟や袖口なんかは皮脂がついてしまいます。
また空気中には車の排気ガスなど様々な油性のガスが含まれていて
知らず知らずのうちに衣類に浸み込まれていきます。
そういった油・脂たちは付いた時には殆ど目立たなくても時間の経過と共に
空気中の酸素と結合して次第に色がついてくるようになります。
これを脂が酸化するって言います
天ぷらなんかで油を使うと最初は透明なのが次第に茶色くなってきますよね
あれをイメージしてもらうといいんですよ
衣類に付いた場合は火にかけるわけではないのですが、時間の経過と共に
常に触れている酸素がその油・脂と結合して酸化していって黄ばみとなって
姿を現すんです!
だから一度でも着た衣類は必ず洗っておかないと黄ばむ原因になっちゃうんですよ
そうして黄ばんじゃった衣類は普通に洗ってもきれいにはならずしっかり染み抜きして
あげる必要があります。
でも染み抜きをしっかりすれば…



ご覧のように元の白いコートに蘇るんですよ
車も機械類も洋服もやっぱり日々のメンテナンスが長持ちの秘訣!
ですよね
ではまた
今アメリカでは大統領選挙が終盤を迎えているようですね~
日本などと違って向こうは直接向かい合う討論会がテレビ中継で放映されるようで
そこにかなりの影響があるようですね
日本でも最近はディベートの重要性が認められて色々なシチュエーションで
使われていますよね
そもそもディベートって何を目的としてあるんでしょうか?
大会等でよくあるのがあるテーマについて賛成と反対という立場で
お互いに討論しあうという形・・・
確かに自分の主張をはっきり相手に伝えるということは日本以外の国の人々と
生活や職場を共にするなら必要なことかもしれません。
ただ僕がどうも違和感を感じるのはディベートは『説得』の技術を身に着ける
手段のような感じがするんです。
シチュエーションによっては『説得』が必要なケースもたくさんあるとは
思いますが、僕らサービス業で日々仕事をしている人間からすると
相手に対して『説得』するよりも 『納得』してもらうことの方がはるかに大変で
でもその後の信頼感は大きいと感じちゃうんですよね~
なんかうまく表現できていない気がしますが、少なくとも今の大統領選挙の
討論会を見ている限りは単なる屁理屈野郎の揚げ足取りごっこにしか見えなくて
どちらの主張にも納得できないんです。
『説得』 はされる って表現しますよね でも
『納得』 はする っていいますよね
この『される』 と 『する』 の気持ちの違いはものすごく大きい気がするんです
僕らの商いもその辺の感覚が非常に重要になってくる気がしてる今日この頃です・・・
さて前置きがだいぶ長くなりましたが今日のしみ抜きは・・・
全体黄ばみシリーズ① コートの黄ばみ です
まずはしみ抜き前からです・・・



ご覧のように襟や袖口などの定番部分以外にも全体が黄ばんでいるコートです。
ここ最近このように黄ばみが出てしみ抜きでお預かりするお品物がかなり増えてきています
春にお召しになった物をクリーニングせずに仕舞っていくと大体夏場の暑さも
あって酸化が進んでかなり黄ばんでしまいます。
汗をかく時期でもないのになんで黄ばむのか??・・・
それは 油・脂 のせいなんですよ

人の体からは常に皮脂が分泌されていますよね
それは皮膚表面が乾燥するのを防ぎ、ウイルスや、雑菌が必要以上に繁殖しないための
非常に大切な機能なんですが、衣類を着ているとどうしても直接肌に触れる
襟や袖口なんかは皮脂がついてしまいます。
また空気中には車の排気ガスなど様々な油性のガスが含まれていて
知らず知らずのうちに衣類に浸み込まれていきます。
そういった油・脂たちは付いた時には殆ど目立たなくても時間の経過と共に
空気中の酸素と結合して次第に色がついてくるようになります。
これを脂が酸化するって言います
天ぷらなんかで油を使うと最初は透明なのが次第に茶色くなってきますよね

あれをイメージしてもらうといいんですよ
衣類に付いた場合は火にかけるわけではないのですが、時間の経過と共に
常に触れている酸素がその油・脂と結合して酸化していって黄ばみとなって
姿を現すんです!
だから一度でも着た衣類は必ず洗っておかないと黄ばむ原因になっちゃうんですよ
そうして黄ばんじゃった衣類は普通に洗ってもきれいにはならずしっかり染み抜きして
あげる必要があります。
でも染み抜きをしっかりすれば…



ご覧のように元の白いコートに蘇るんですよ

車も機械類も洋服もやっぱり日々のメンテナンスが長持ちの秘訣!
ですよね
ではまた
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テーマ : 衣類のシミ抜き実例
ジャンル : ファッション・ブランド