毛染めのしみ抜きです

こんばんは　しみ抜き職人　まことです

先週の金曜日荻窪で、ある勉強会に参加してきました

その勉強会の後に皆で懇親会に行ったのが・・・

　『藤栗ホルモン』　さん　　　です


店名にホルモンと付いてあるだけあって、ホルモン焼きもモチロンすごくおいしいし、
レバ刺しなんかも最高の味なんですがその日一番盛り上がったのが・・・





このステーキです！！！


しかもこの一枚肉を・・・






そのままのサイズで表裏と軽く焼いた後に・・・





店長さん自らカットしてくれて戴けます！！！


味はもちろん焼き具合もプロ　が焼いてくれたんで最高でした


これだけのお肉なんで要予約らしいのでお近くの方は予約したうえで
ぜひ行ってみてくださいね～


さてさて今日はここ最近お預かりの多い・・・


　　毛染めのしみ抜き　　　　　です


まずは染みぬき前からです・・・








白いワイシャツの襟にしっかりと付いちゃっています


毛染めってその性質上髪の毛と同じ動物性の繊維・・・つまり
ウールやシルクについてしまうと染まりやすくなっていくので
結構手ごわいんですが、今回のように綿１００％でも襟となると
話は別です


何故かと言うと…　　かなりの摩擦がかかるから！　なんです


普段全く意識できませんが、襟や袖口ってかなりの摩擦が生じているんです

その力は数トンとも言われています


当然それだけの力がかかれば繊維の奥にも入り込むし、結構な熱も発生するんで
酸化してシミの性質も変わってきます

ワイシャツの襟汚れが落ちにくいのはそんなところにも原因があるんですよ


だからしみ抜きってのはマニュアル通りって訳にはいかず、そのシミがついてからの
状況なんかでもアプローチの仕方が変わってくるんですよ


単なる毛染めではなくて摩擦がかかった毛染めだなと考えて染み抜きしていきました


その結果・・・








どうですか？　ほとんど目立たない状態になりましたよ


話しは変わりますが、つい先ほども地震がありましたね～


ここ最近大きな地震が続いてる気がします


あの日からもうすぐ一年が経とうとしています・・・


神経質になるのはよくないけれど心構えは肝心だと改めて感じている
今日この頃です


ではまた
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